おむつの持ち帰りと園内廃棄に関して~その②
みなさんこんにちは!
先日、町田市内の認可保育園の保護者持ち帰りと園内廃棄の一覧をアップした記事をアップしました。
その記事に関して、もう一点触れておくべきことがありましたので、その②の記事を更新いたします!
まず、先日の記事を見てわかるように、おむつを園内廃棄にする事に私は賛成派です。
ですが、それはあくまでも保育士の方々が子供たちの排尿や排便の状況を記録して報告して下さるからです。
園にいる間の体温も記録して下さり、もしも帰宅後や翌日に病院にいくような事があっても、園からの報告を医師に伝える事ができます。
そもそも、おむつを保護者に持ち帰らせるというのは、こどもの排便や排尿の状況を親が正確に把握するためでもあるんです。
小さなこどもは言葉でうまく体の具合を伝える事ができませんから、毎日の排尿排便のチェックは親の仕事の一つです。
最後にいつウンチをしたか、どんなウンチだったか、乳児の時期なんかは特に親も入念にチェックします。
なので、おむつを持ち帰り排便や排尿をチェックすると言う行為は、親として必要と考える事も出来ます。
ただ、実際には、おむつを何回変えたか、便は何時ころにして状態はどうだったか、など毎日別途報告してくれるので、
おむつの中身を家で開けてチェックする親の話は聞いた事が無いのが正直なところです。
保育中に明らかに病気の可能性があると一目でわかるような異常な便が出た時にはすぐに保護者に連絡が行くでしょうし
その時には医師に見せるために保護者に使用済みおむつを手渡すか、便を写真に収めるなどの行為が必要だと思います。
なので、保護者がおむつの持ち帰りをしない園では、
毎日の保護者への排尿排便の状況報告がしっかりとなされている
と言う前提でなければなりません。
なので、
排尿排便の様子は毎日保護者へ報告をし、オムツは原則園内で廃棄。
が、異常があったり気になるものはオムツを捨てずに保護者へ事情を話し手渡す。
と言う形が理想と考えます。
ですが、こどもを保育施設に預けたばかりの親の中には、
使用済みのオムツを見ると安心する。
と言う事もあります。
なので、町田市内では全部園内廃棄に徹底すべき!と言う意見をするつもりは今のところありません。
現状、町田市では園内廃棄の方が少し多いですが(認可園において)
最近増えてきた傾向にあるとの事なので、多くの保護者や保育施設側が『園内廃棄が良い』
と考えれば自然と各園で園内廃棄の方向に進んでいくものと考えており、
各園の保育サービスの特色の一つとして園に自由に選択してもらう事もありだと感じております。