高すぎる選挙ポスターの公費負担額。業者は価格を吊り上げ、候補者は不正もできちゃう?おかしいだろーーー!!
みなさんお久ぶりです!
ブログがなかなか更新できない日が続きすみませんでした。
長女が小規模保育所を卒園し幼稚園に入園したのですが、卒園式が終わってから入園日までは預け先が無く…。
更に入園後も昨日までは午前中にすぐに帰ってくるため全然仕事が進まず…。
昨日からはお弁当が始まり14時まで幼稚園なのでやっと余裕が出てきました。
5月からは延長保育も始まるのでもう少し仕事に打ち込めると思います…!!
さて、お題にある選挙ポスターの公費負担額に関してです。
選挙ポスターとは、選挙期間に入ってから掲示板に貼られるポスターを指します。
こんなやつです!
みなさん、見たことありますよね!?
このポスターは、実は税金から作られているんです!税金、つまり、公費。公費で負担、公費負担って事です。
で、選挙の後でポスターにかかった費用を町田市に請求するのですが、私は一枚当たり198円でした。
特に値切らず、信頼できる議員の方に紹介していただいたお店で作成しました。
普通のポスターと比べると高いのかもしれませんが、選挙用のポスターは
裏が全面テープになっていてシールみたいにして掲示板に貼るようにできています。
また、雨風に強い素材なので、一枚当たりこれくらいはかかるでしょう。
で、そんな計算をして選挙後の処理をしていたわけですが…。
良く書類を見ると…。
※下の写真の、★のついた、太字部分に皆様ご注目ください。
なんと、ポスター1枚当たり、1120円まで請求できる事になっているんです…。
もしかしたら、デザイン費用も含めて請求する人もいるから、この位必要なのかも?とも思い計算してみました。
単純な印刷代金で一枚200円、他がデザイン費用とすると、
1120円−200円=920円
920円×512枚=471040円
デザイン費だけで47万円!??
絶対そんなにかからないでしょ!!と思いませんか!?
ちなみに、私はデザイン費用は5万円でした。これは自腹です。
で、先日ある議員さんに、これおかしくないですか!?と話したのですが、
その方もおかしい!とおっしゃっていて、
「自分の選挙の時に、業者がこの公費負担を知ったうえで高く見積もってきていると思えた」
とも話しておりました。
そうそうそう!!!そうなんです。
公費負担だから、業者も、「普段より高く見積もっても発注してもらえる」
と考えて高く見積もってくる可能性が高くなるんです。
そのほかにも、今のままだと立候補者も不正しようと思えば簡単にできちゃいます。
例えば、
業者が純粋なポスター作成代金よりも多く請求し、その分選挙手伝いの労働なんかを「ボランティア」と言う枠組みでやってあげる。
単に付き合いのある業者が支援者としてボランティアをしてくれてると言えば、法的にはさばきようが無いのかもしれませんが、
そう言う問題ではないですよね?
見返りはボランティア以外にもいくらでも考えられます。
公費では出ない、候補予定者の自腹となるような印刷物を安くして、その分公費のポスター代金を高くするとか。
このポスター代金に関して、私は全く現状に納得がいきませんので
公費請求できる金額をもっと安くするよう訴えていくつもりです。
このポスターの公費負担額問題に関しては、28日(土)に行われる
「第一回議会報告会」でももう少し詳しくお話しいたします。
ここには書ききれない情報もまだありますので…。
皆様、完全無料ですので奮ってご参加ください!!
2018年4月21日、追記:ちなみに、私が発注した業者さまは値切りなど一切していないにも関わらず、良心的な適正価格で最初から見積ってくださいました。
なので、もちろん全ての業者が価格を吊り上げているなんて事はありません!
良識のある印刷会社さまも沢山いらっしゃる事も事実です。
また、印刷物は印刷枚数によって一枚当たりの価格がかなり変わってきます。
ネットで注文できる大手の業者では、
選挙ポスター100枚だと一枚当たり700円以上、500枚だと今回の私と同じくらいのお値段の200円位となっていました。
百枚以下しか頼まない人にとっては、一枚1120円が公費負担の上限でも適正ではないかと考えるかたもいらっしゃると思いますが
選挙ポスターを掲示版数よりも少なく発注する人はおりませんので、その点も補足しておきます!