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ついに実現“子育て世代向け防災講話”参加希望者多数でキャンセル待ち!

みなさんこんにちは!

町田市議会議員の矢口まゆです(#^^#)

 

以前、かもんまゆさんの防災ママカフェに参加してから、

“町田市の子育て家庭に向けて防災意識を高める取り組みをしたい!”と思っており、

防災安全部さんの担当課長さんに提案をしていたのですが

先日、ついてに一回目が実現しました!私の考える理想にかなり近い形での開催となりとても嬉しかったです。

(ちなみに、予約者が多く即効でキャンセル待ちになる事態に!!)

 

子育て家庭に向けて防災講話をする上で最も重視したかった事

まず、今優先的に行われるべきは、

“すでに意識の高い人たちへの講話”ではなく、

“意識が低くて何の対策もしていないような人達への講話”

であると考えております。

意識の高い人たちにも、もちろん学ぶ機会を提供すべきではありますが、

先日も市民ホールで防災の専門家が講演をしたりしておりますし

意識の高い方々は自らどこかに足を運んだり、ネットで検索したり、都の発行する防災関連の資料を良く読んだりしてくれます。

こういった方々は、すでに自分たちの身を守るための対策を考えたり実行したりしていると思いますので、

まずは意識の低い人たちへの対策をすべきと考えました。

 

小さな子供たちは自ら防災対策ができない!

もちろん、2~3才位になれば
“地震が起きた時にはこうするんだよ、ああするんだよ”

など教えていく事は可能かと思いますが、それを教えていくのは大人ですよね。

赤ちゃんに至っては、自分では何もできないと言っても過言ではないでしょう。

保護者の方々が意識を高めなければ、子どもたちの命は守れない!

守れる命を失うことが無いよう、子育て世代への防災意識アップは絶対に必要です。

意識の低い子育て世代に防災講話に来てもらうには…。

でも、意識が低い人を防災講話に呼ぶのはなかなか難しいですよね。

なにせ意識が低いのですから、わざわざ防災講話に足を運ばないですよね。

そこで、『普段から保育園さんが行っている、地域の親への子育て支援の一環』

として開催できないかなと考えました。

それであれば、敷居が低く、いつもの場所に遊びに行く感覚で防災講話に来てもらえるのではないかなと。

また、小さな子どもを連れて何かを学びに行くと言うのは非常にハードルが高い訳ですが子どもを普段から遊ばせている保育園の中だと玩具などもそろっているし子どもを遊ばせながら話を聞くと言うイメージがしやすく敷居が低くなるのではと思いました。

そこで、保育園での開催を提案!

そんな理由から、防災安全部と子ども生活部でタッグを組んで、保育園での防災講話の開催をしたらどうかと提案しました!

部や課が違っても協力しあい、しっかりと形にして下さった職員の皆さんには本当に感謝です。

今回は、金森保育園さん(町田市立の保育園さん)が普段から子育て支援で利用している会館を利用して開催しました!

ちなみに、『申込者数が少なかったらよくない』と考えて、金森保育園さんの中に事前に張り紙をしていたところ、

保育園の張り紙を見た方々から申し込みが殺到し、一般の皆さんに公開する前にキャンセル待ち状態になってしまいました笑

今回の取り組みで、ニーズがあることは分かったので、今後は市立保育園だけでなく私立の認可保育園さんの子育て広場事業等で町田市の防災課による講話を開催するような仕組みづくりができたらなと思っております。

 

危機感があまりない方々、危機感があってもまだ対策できていなかった方々に沢山きてもらえました!!

当日の講話に私も途中まで参加したのですが、参加して下さったママやパパたちに職員さんが

冷蔵庫や家具などの固定をしているかどうか確認したところ、固定している人はほぼゼロでした。

また、町田市には救急車が何台あるかと言うクイズでは、10台未満、20台未満、30台未満と選択肢があり(確かそうだったはず。20と30は未満だったか以上だったか記憶があいまいです、すみません)

10台未満で手を挙げたのは私だけでした。

ざっとみた感じだと、ほぼすべての方が30台未満に手を挙げておりました。

実際は7台なんです。

42万人以上が住む町田市ですから、大きな地震があった時には、救急車7台では全然足りない事は容易に想像できますよね。

自分の力で我が子を守らなければならないのだと、参加者の皆さんには良い意味で危機感を持っていただけたと思います!

 

お話しして下さった防災課の方が小さな子供を育てている現役のパパである事もなかなか良かったです(#^^#)

 

今後も子育て世代向けの防災講話を積極的に行っていただけるよう提案してまいります!