みなさんこんにちは!
昨日、本会議が開かれましたが、娘が熱をだしたため本会議を欠席しました。
病児保育と言う選択肢もありますが、病気で辛い時こそ、普段の様子を一番よく知る私がついていたいと考えており、こういった事態の時には議会を欠席すると言う決断をするかもしれないと前から考えてはいました。
もちろん、その子の性格、病気の症状、家族のサポート などの状況によりその時により判断は異なりますが、昨日は私が自分で娘の面倒を見るべき と判断いたしました。
この考え方については、賛否両論あるかもしれません…。
病児保育と言う素晴らしい事業が広がりを見せる中でも、
私はこのサービスは「本当に本当に最後の手段」と考えております。
そして、私のような親が世の中には一定数いると思います。
そんな親たちに対して社会が、
「病児保育があるのだから子どもが体調不良でも仕事は休まないのが当たり前」
と言う考え方に陥ってしまう事になってはいけないと思っております。
病児保育の利用は、親が自ら選択するものであり、会社からの圧力などで嫌々使用するものになってほしくないのです。
もちろん、預けたくなくても預けなくてはならない場面はあるかもしれない。
でも、そんな場面が少なくなるように社会全体が寛容になってくれたらいいなと思います。
そして、ここからが表題にある内容になります。
私は昨日の本会議では「表決はない」
と思っておりました。
本日、長女発熱のため議会欠席いたします。
病児保育の利用か悩みましたが、
本日私は通告しておらず発言する予定がないこと
表決が無いこと
子どもが体調の悪い時こそ、一番娘の事をよく知る私が側にいたいこと
などの理由から欠席する事としました。
議会は録画配信やネット中継で確認いたします。— 矢口まゆ 東京都町田市議会議員/Machida city council member (@machida_mayuyu) March 6, 2019
ですが、実際には2件の請願(市民からの要望書のようなもの)の表決がありました。
2件の表決がある事を知っていても、欠席と言う選択肢には変わりはありませんでしたが…。
勘違いしていた事は議員として非常に大問題だと感じております。
なぜ、表決が無いと勘違いしていたのか説明いたします。
まず、毎回の議会(議会は3月議会、6月議会、9月議会、12月議会と年に四回あります)では議案が何十件もあります。
そして、それぞれの議案によって表決する日が違ってきます。
どの議案をいつ表決するか と言うのが分かるスケジュールのようなものが毎回の議会で配布されております。
今回も配布されており、スケジュールにもすべてメモをし把握しておりました。
ですが、今回の2件の請願はこのスケジュールにはのっていないものでした。
請願については、常任委員会に審査が付託されてから本会議で表決するものと、付託されずに委員会審査をせずに本会議で表決するものと二種類あります。
今回の2件の請願は後者で、付託されずに表決をするものでした。
そして、昨日の本会議は請願の付託先委員会を本会議で確認する日でした。
請願〇〇は〇〇委員会へ付託
と言う感じで、審査場所を確認していくのです。
今回の2件の請願については、
委員会へは付託せずに表決を取る と言うものでした。
そして、町田市議会の考え方で、委員会に付託されない請願は、請願の付託先を確認する本会議の時に表決をする。
と言うのが毎度の事なのだそうです。
私は、これまで一年間議会にいてその規則性に気が付いておりませんでした。
これまでは、本会議の日の朝に開かれる議会運営委員会に出席し、「請願〇〇は委員会付託を省略して本日表決を取ります。」と言う内容の説明を聞いていたので、本会議に入る前に「この請願は今日の本会議で表決を取るのだ」と把握して本会議に望めておりましたが、
今回は本会議前の議会運営委員会にも出席できていなかったため、把握できておりませんでした。
私の場合、請願は委員会の前に確実に読んでおくようにしていたので、朝の議会運営委員会で「本日表決をとります」と聞いても、その時点で請願の内容は読んでいて表決も決まっていたのでこれまでも規則性について把握していなくて困る事はありませんでした。
議員として、市議会の流れなどしっかり把握できていなかった事を大変恥ずかしく思っております。
また、今回家庭の事情で欠席となってしまった事についても、町田市民の皆様に対して申し訳なく思っております。
なお、2件の請願については、どちらも反対する予定でおりました。
時間が無くうまくまとまっていないブログで申し訳ないのですが、
議員と言う仕事をしているうえで、このような失敗は隠すのではなく、皆さんにお伝えするのが筋であり、市民の皆さんが知りたいと思う情報でもあるかと思い取り急ぎブログで公表させていただきました。
失望してしまった支援者の方がおられましたら、大変申し訳ございませんでした。
今後は、より議会についての知識をつけるよう勉強し、皆さんからの評価を挽回できるよう努めてまいります。