議員同士で仲間を作らなければ蚊帳の外!?会派って?諸派って?
みなさんこんにちは!
第16期町田市議会では、昨日会派結成が行われました。
会派とは、議員3人以上で組むグループのことです。
3人以上仲間がいない議員は、「諸派」として扱われます。
会派と言うのは、その会派によって全然雰囲気が違うようです。
会派ごとの雰囲気を知るためには、これまでの議会の議決一覧を見ると良いです。
会派内で常に統一した議決をしている場合は、
一人一人の意思で議決ができず、会派内で決めた議決をしなければならないと言うキマリになっている可能性が非常に高いです。
地方議員は、一人一人が市民から選ばれた代表のはずで本来なら一人一人に自分の意志で議決をする権利があるのに、
市民不在の会派の中で勝手にその権利を侵害され、一人一人の意思が反映されていない事となってしまいます。
今回、私は会派には入らずに諸派を選びました。
会派に入ることで自由な議会活動ができなくなると困ると考えたからです。
私と同じ、自由を守る会のメンバーであり今回五期目にも入る大ベテランの新井よしなおさんと、二人で諸派を結成しました。
(余談ですが、地域政党自由を守る会には、通常政党に定められる、党議拘束と言われるものがありません。つまり、自由な議会活動が保証されております)
ですが、諸派では会派としての権限がありません。
例えば、議会の運営にかかわる事を決めていく「代表者会議」と言うものがあります。
この代表者会議に出席できるのは、各会派の代表一名と、すべての諸派の中から一名となります。
つまり、考え方の違う諸派がいくつもあった場合でも、その中から一人しか会議に出られないのです。
更には、議案の取り扱いや議会運営のスケジュール、議会のルール、緊急質問の可否、などを決める
非常に重要な議会運営委員会と言う委員会にも、会派に入らなければメンバーにさせてもらえません。
議会改革をするのであれば、ほぼ全てこの議会運営委員会で話し合われていく事になりますので
議会の運営は必然的に会派の人たちに有利になっているわけです。
先ほども言ったように、「議員一人一人が市民から選ばれた代表者である」にも関わらず、会派に入ることを選ばなかった議員たちは蚊帳の外になってしまうシステムになっているのです。
私は、このシステムに大変違和感を感じておりますし、こんなシステム誰が考えたのだと腹立たしいのですが、そうは言っても今はそういうルールになってるので従わざるをえません。。。
新人であり、これまで政治の世界に長くいたわけでもない私は、このような政治の世界では当たり前であることにもかなり怒りを感じ、
こうして一人でぶつぶつと文句を言っております。(笑)
今後も、この会派と言うもののメリットとデメリットを、私の新人目線で良く考えていこうと思います。
そして、諸派にも会派と変わらない権限をもらえるようにできないか、新人なりに一生懸命に考えていきます。
無所属新人だからこそ、新鮮な目で議会を見て、皆様にできるだけ分かりやすい言葉で発信していきたいと思います!
では、今日も一日頑張りまっす!!