ブログ
Blog

給食費無償化に反対した理由&増税でも寄付でも無い新たな財源確保の発想

みなさんこんばんは!!

無所属無党派の改革派政策集団

地域政党自由を守る会のまゆゆ!こと矢口まゆです☆

 

3月議会で、「公立小・中学校の給食費無償化を求める意見書」が出され、

賛成17人、反対18人で否決となりました。

意見書の内容はこのPDF【Gk3309_2018_giin2gou】を見てください!

 

中学校給食に関しては、私も選挙前から

「中学生 みんなが喜ぶ 給食に」

と、五七五にして訴えてきました。

 

全員給食実現のためならいくらお金を使ってもいい!!

と言う事は私は考えていなくて

できるだけ現実的で実現可能な選択をすべきと考えております。

 

まず、私が絶対に実現すべきと考える最低限のライン

①全員が同じものを食べる

②生徒が、ご飯の時間を楽しみにできる給食

(育ち盛りの中学生は、贅沢なご飯ではなくてもお昼ごはんが楽しみで仕方がないはず。と言うかそうでなくてはならない!)

この二つが満たされるなら、弁当の給食、自校調理の給食、センターや小学校から配送される給食、どれでもいいと考えています。

自校調理の給食が一番!と考えるのは良く分かりますが、お弁当給食でも保温機?なんかを使ったり、ご飯と汁物だけ温かいものを提供したりとか

もっと低予算で子ども達がおいしく食べられる方法はあるかもしれません。私は中学がお弁当持参でしたが、冷たくていやだと思った記憶は一切ないので温度の問題も味やお弁当の内容を工夫すれば解決できるかもしれませんし…。

 

ちなみに、先日石坂市長が新聞でおっしゃっていたのですが

仮に全員給食無料化、自校方式をすべての小中学校で実施すると

ランニングコストでは年間21億円、初期投資には107億円かかるそうです。

町田市の抱える問題は給食以外にも沢山ありますし、

これだけのまとまった財源を新たにポンと出すのは非常に難しいのが現実なのでしょう。

 

現在、町田市ではすでに給食費は所得によって援助を受ける事ができます。

今回の意見書が、

助成の対象を広げるべきだと言う主張であれば内容により賛成したと思います。

 

給食費には困ってないわよっていう家庭にまで、全て無償化する事に今すぐに財源をかけるべきなのか。

そう考え、反対しました。

そこに財源を一気に落とすなら、まずはもっと頼みやすくて

全員がおいしい給食を食べれるように整備する事が必要だと思うんです。

 

因みに、お金に余裕のある家庭で

負担してもいいと言う家庭には、給食費も医療費も負担させたら良いと言う考えです。

 

例えば、医療費が小学校入るまで所得制限なしですべて無料ですが、これってどうなんだろうと思います。

私は、所得制限だけでその家庭の金銭的余裕を判断できないと思うので、

なんでもかんでも所得で判断と言う考えには反対です。

 

では、例えば「希望制」にしたらどうでしょう。

乳児医療証(これがあれば医療費が無料になる)を作るとき

自己申告制で無料と3割負担と選べるようにする。

そして、病院に行った時にその親が負担してくれた自己負担分は

“医療費に困る子どもたちのもとに還元”する。

 

どこに使うかを明白にすることで、「税金アップされても何に使われているかわからないから嫌だ!」と言う事も無く

子どもを連れて病院に行くたび、「我が子と同じように病気で苦しむ子どもたちの力になれる」のは人によっては嬉しいと思うのです。

 

給食に関しても同じ考えです。

ただ闇雲に無償化するのではなく、

給食費を払っても良いと言う方には、払ってもらう。

無料、1000円、3000円、5000円とか段階的にして、支払い額は親が選択する。

5000円全額は厳しいけれど、いつも給食を食べさせてもらっているし1000円は払える!

わが家はこれまでも給食費に苦労はしてこなかったから変わらず5000円払おう。

そう言った選択制もありなのかなと思います。

 

この発想は現状私の単なるアイデアですが、

自分の子どもの健康を守るための病院費の一部が他の子どものために使える

自分の子どもが美味しく食べる給食費が市の厳しい財政を支え、他の子どもたちの助けになる

増税でもない、単なる寄付でもない、こんな形の財源の作り方も良いのではないかと考えています。

 

それと…!!!

色々とアイデアや考えをここで発信していきますが

まずは選挙で掲げた政策を実現することに一番に力を注いでまいります。

 

では、お休みさなーい☆