H26年、人口6000人の町で合計特殊出生率2.81を記録。なぜここまでの結果が出たのか。
みなさんこんにちは☆
ここ数日は、駅頭活動で声をかけて下さる方が増え大変うれしく思っております。
このWEBサイトを通じてご連絡下さるかたや、SNSからご連絡をくださる方もいて、
嬉しくて涙が出るほどです…。
それと、『子育て環境を良くしたい!』と言う思いを伝えると、ご高齢の女性や、子育てはもう終えている女性でもチラシを受け取って下さる方が非常に多いです。
自分たちにとってはもう過ぎてしまったことでも、今のママたちのために子育てしやすい環境を作ってあげたいと思っている方が多いのではないかと思います。
これは、チラシ配りを始めて気が付くことができたとても嬉しい発見でした…(*^^*)
人口6000人の町で合計特殊出生率2.81!?
みなさん、岡山県奈義町というところをご存知でしょうか。
人口6000人の小さな町です。
一時は合計特殊出生率が1.41まで落ち込んだ奈義町ですが、限られた財源で子育て支援に力を入れ
2016年に、2.81を記録しました。
実は、奈義町では人口や財政の事情から、2002年には周辺の自治体との合併を検討しました。
ところが、住民投票では合併反対が圧倒的多数と言う結果に。
合併したくないのであれば、6000人の人口を維持する方法を考えなければいけません…。
そこで、奈義町では子育て支援を充実させることに決めたそうです。
子育て支援に財源を回すために、町役場で使用する備品費用に関しても徹底して削減しているそう。
なんとしても町を存続させたいと言う熱い気持ちが、町役場の職員のモチベーションをキープしているようです。
ボランティアで子育て支援の財源をねん出!
そして、この奈義町の素晴らしいところが、町民ボランティアの力です。
子育て支援に財源を回すために、民間企業に委託すれば6000万円かかる運動公園グラウンドとゴルフ場の建設を、町民ボランティアが担い、1876万円で完成させたというのです。
合併という町の存続にかかわる問題を目の当たりにしたことによる危機感が、町民の心を動かしたのでしょう。
それにしても、ボランティアで4000万円以上も削減するなんてすごすぎです…。
支援センターには、常に30組以上の親子が集まる
支援センターは子育てアドバイザーが常駐し、常に30組以上の親子が集まり
『そこに行けば必ず誰かがいる』そんな場所だとのこと。
ちなみに、このチャイルドホームも、奈義町のお母さんたちが自主的に集まり作った場所で
行政・利用者・協力者がみんなで一緒に運営しています。
周囲のママを見て、三人目も産めると感じる
奈義町では、3人以上産んでるママたちが楽しそうに育児をしているので、そんな先輩ママを見て
『奈義町だったら3人目もいいかな』
そう、ママたちは感じるそうです。
奈義町は小さな町だからこそ、このやり方が出来たと考える人も多いでしょうが、
金銭的な支援だけでない、【子供を産みやすい、育てやすい雰囲気作り】という点ですごく参考になる話だなと思い、簡単ですが紹介いたしました。
いつか奈義町に行って、実際に町の雰囲気を見てきたいな~。
明日の朝は、7:00から8:40まですずかけ台駅にて活動します!
よろしくお願いいたします☆