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ベビーシッターに助成を出して、待機児童がゼロに!豊島区の本気の待機児童対策!

こんにちは★

日本の待機児童対策と言えば、保育施設を増やす、保育士を増やす、なんてのが一番多く聞くものですよね。

国も地方自治体も頑張ってはいるようだけど、いくら保育の受け皿を増やしても待機児童は無くなりません。

ちなみに、町田市では2017年4月時点で待機児童234人。私の住む南地区では90人。

すごい数です…。

ちなみに、入園希望の園を一つしか指定していない子ども(57人)は、待機児童には含まれていません。

保育園は親が選んではいけないというのでしょうか…。

選ぶなんて考えが贅沢なんだ!って思う方もいるかもしれませんが、保育園ってその園によって全然違います。

小学校や中学校なんかとは違います。

送り迎えが可能な距離かどうかはもちろん、園の雰囲気や先生の雰囲気、園の設備、全然違うんです。

どこの園が自分の子どもに合うか、慎重に選ぶ親がいて当然です。

この待機児童問題ですが、豊島区では一瞬でゼロにしました。

http://news.mynavi.jp/news/2017/05/25/114/

リンク先に詳しい記事がありますが、ベビーシッターを保育園と同額で利用できるようにしたのです。

ベビーシッターは保育園に比べ高額ですから、(特に0才児の乳児とかは追加料金がかかったりしてかなり高い)

一般家庭では全額自腹では利用が難しいでしょう。

豊島区の場合は、保育園と同額で使用できるようにしております。

ですが、同額まで安くなくても、保育園への送り迎えが不要なベビーシッターを使いたいと思う親は案外多いかもしれません。

ベビーシッターなら、保育園よりも風邪をひいたりすることも断然少なくなりますし。

高収入世帯であれば月額10万円でも、シッターを選ぶ家庭があるのではと思っています。

ちなみに、2017年の4月時点で町田市の保育園入所者数は7.328人。

このうち約3%(3%で220人)がベビーシッターを選択すれば、今の待機児童234人はほぼゼロになります。

町田市の世帯収入1000万円以上は8%と言われています。

保育園と同額とまでは言わなくても、まずはできる範囲でベビーシッターに補助金を出し、

ベビーシッター利用か保育園利用か選択できるようにする。

ちなみに、少子化対策で有名なフランスでも、3才まではベビーシッターや保育ママ(自宅で子どもをみてくれるシステム)が5割を超えるそうです。

日本のほとんどの自治体では、ベビーシッターは助成金がないどころか経費精算もできない。

町田市でも、ベビーシッター利用に助成金をだしてくれる日が来るといいのですが…。