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高齢者は働いた方が健康で長生き、幸福度もアップ!?83才で自転車宅配業に挑戦し生きがいに…!

みなさんこんにちは!

先日、とても良いニュースがやっていました!

83才のおじぃちゃんが自転車で宅配業に挑戦!?

佐賀県の伊万里市で、こんなびっくりな試みが…!

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/saga/article/361341/

現在、宅配のニーズが急増する中で宅配業界の人手不足が問題となっていますよね。

そこで、地域で活動しているNPO法人が、佐川急便の宅配を代行するサービスを始めました!

これ、何がびっくりかって、なんと高齢者が宅配するんです!

まだまだ働ける元気なお年寄りに一役買ってもらおう!

と言うワケなのです…!

第一号は、83才のおじいちゃん!

配達員の第一号となったのは、83才のおじいちゃん!

ニュースでは、初日に虫眼鏡で地図を確認する姿が…!

このおじいちゃんは、この仕事をしばらく続けてこう話していました。

この仕事が、今では「生きがいとなっています」…と!

実は、高齢男性は働く方が幸福度が高い…!

このおじいちゃんが話していることは、実は2008年にはすでに判明していた事なのです!

“日本版総合的社会調査”と呼ばれる、全国的な調査のデータによると

高齢男性の幸福度は、無職よりも明らかに就業者(自営業や雇用労働問わず)

の方が高いことが証明されています。

(興味があるかたは統計学が日本を救う!を読んでみてください★)

その仕事によって何が幸せにつながるかは変わってくると思いますが、

このおじぃちゃんは、「人との出会いがまず楽しい!」と言いました。

高齢者は、一般的には外出の機会が減りがちですから、仕事を通して日々人と関わり合いを持つことはとても楽しいのだと思います。

さらに、働いた方が長生きできる!?

65才から74才の前期高齢者においては、働いている方が4割以上も死亡率が低い事も、

前述の調査で判明しています…!

仕事は早く引退して家でゆっくりと過ごす年金生活を夢見る…。

なんて方も沢山いるでしょうが、実際にその生活が始まって何年も幸福を感じていられるのかは疑問です…!

(もちろん人それぞれでしょうが…)

さらにさらに!働くことで医療費・介護費も抑えられる!?

以下のような読売新聞のネット記事もあります。

医療費や介護費、それに伴う国民負担の大幅な増加が懸念される中、高齢者が就業することによって、自身の健康を維持すると共に医療費や介護費の支出が抑えられると主張。就労が社会保障制度維持の一つの手段となりうるとした。

ふむふむ|д゚)

(現在、社会保障費の約8割が年金・医療・介護に使用されています…。うち、少子化対策は1割以下…

 

日本の将来のためにも、元気な高齢者にはまだまだ楽しく働いてほしい!

少子高齢化が進み、2020年には、現役世代の2人で1人のお年寄りを支えなければならなくなると言われています。

(現役世代とは、生産年齢人口である15才から64才までの人口のこと)

2人で1人と言うのはかなりインパクトのある数字です。

ですが、15才から働き始める人はごく少数。

そのため、実際はこの数字のイメージよりも厳しい状況かも…(;^_^A

(そもそも、高校生は校則でバイト禁止なんかも多いし、生産人口は18才からとかに変更したほうがいいのでは…?

少子化対策で将来の現役世代を増やす事はもちろん必要です。

ですが、少子化と高齢化が同時に進んでいる今、高齢者にも頑張ってもらわなければならないでしょう。

高齢者が働く=大変、疲れる、やりたくない事をやる

と言うようなマイナスのイメージって人によってはあると思います。

ですが、実際には働いている方が心身ともに健康でいられることが多いのです!

今回はNPO法人の取り組みとのことですが、このような活動を行政がサポートしてどんどん広げていければいいですね!

また、この事実をお年寄りに知ってもらえば、お年寄りに仕事を再開する機会を与えるかもしれませんね(*^^*)